「秋葉隆行より」カテゴリーアーカイブ

「訪れる人に歌の安らぎを、去りゆく人に幸せの祈りを」

Blogというか
文章は書くのは嫌いじゃないのですが
公開するとなると
いろいろ気になって気後れして
ついつい後回しにしてしまいますね。

今回はそんなキラキラした内容じゃないですし
(いつもか、、、笑)

むしろダークというか内観的な内容ですので、
気になる方はスルーしてください。
(いわゆるナルシストの自己顕示ともいう、、)
_| ̄|○

2019年9月5日

8月も終わり朝晩は少しだけ秋めいてきました。
飯能のメッツァまでバイクできて、
宮沢湖を眺めながら、
シナモンコーヒー片手に書いてます。

バイクや宮沢湖の
写真などはFacebookを覗いてください、
秋葉隆行を検索すれば出てきます。。。

ここのところ
自分自身の次のステージ上がるため
心の中のいろんなものや状況を整理整頓しています。

長い間なんとか幸せになって欲しいと願っていたけれど
やっぱり駄目な人には
「やっぱり、あなたは駄目だ
本当はもっと素晴らしくなることができるのに、、、」と
目を見てちゃんと伝え

誰かに対しての
脊髄反射のような「優しさ」を
探してしまう癖を強制停止し

歌の指導ではなく
自分が歌うことに強制的に向かい合う計画を立て、、、、

「いつか、なにかで、、、」と思い
長い間溜め込んでしまっていた感情や思考を
片っ端から投げ捨てました。

そのせいかもしれないですね。。。。

好転反応なのでしょう
ここ一ヶ月くらい
人間関係や内面的な葛藤で久しぶりに
キツイ日々を過ごしてました。

スッキリはしているので
感情的には苦しくはないけれど
精神的・思考的にはキツイという感じ。

こちらの改めて感情的にとらえた「優しさ」が
実はその人を疲弊させていたことに気づいたり、

自分としては
とても勇気を出して
正直に話した話が
相手にしてみれば
心のゴミの捨てにすぎなかったり
(ごめんなさい)

自分の中で
「一般論の正論」と「自分の感情」が
お互いに声が届かないくらい乖離してしまったり

あいも変わらず自分の本音に気づくのに
1〜2日かかったり

そのタイムラグで誤解を生んだり

意外な形で人が去って行ったり
(楽しかった、ありがとう)

意外な人が俺の人生に登場してきたり

歌の指導ばかりしていても
自分の歌は向上しないことに気づいたり
(あたりまえか、、、)

なんか
誰にも当てはまる真理ではないけれど
今回の自分の結論としては

「優しさは、自己顕示欲の押し付けに過ぎない」
そして
「常にちゃんと当たり前に、独りでいられることが大切」

ってことでした。。。
と言ったわけで、、、
「みなさん、さようなら」(笑)

しかし、何かを捨ててみたら
訪れた新しい何かもあるわけで、、、

音楽そのものの姿が
より聴こえるようになった

今までは
「歌う」ことを知りたいとは
強く思っていたけど

今は
「歌いたい」とも
強く感じれるようになった

目の前の木々の緑も
モンシロチョウも
己の肉体も
「自分の外側のものだ」
という確信を持てた

感情さえも
「実は自分の外側にある反応に過ぎない」
という確信を持てた

などなど、、、

上手く言えないですが
今、湖畔を渡る風を感じながら思うのは
全ては14歳の時、訳もわからず感動した
村上春樹さんのデビュー作
「風の歌を聴け」から始まったんだなぁという実感です。
(当時、本を紹介してくれた武中君
本当にありがとう!)

有名な一冊ですが、おススメです!

あそこから
40年近くの時間を
旅してきたのか、、、

そしてこんな風に過ぎていく毎日が
とても幸せです。

最後に
このとりとめもない
投稿のオチは
「風の歌を聴け」を
読んだ人だけ
笑ってくださいネタ、、、

「九月の初旬に湖畔でおセンチなってるような人間には、
それだけの歌しか歌うことができない。
そして、それが僕だ。」

、、、やれやれ

とはいえ、秋葉隆行はますます加速します!!
次なるステージはニューヨークカーネギーホールだ!

「訪れる人に歌の安らぎを、去りゆく人には幸せの祈りを!」

【 JAZZ EDUCATION NETWORK CONFERENCE 2016 レポート05】

秋葉隆行はJazz Education Network Conference 2017 にも参加いたしました。
ニューオリンズ編

その前にJazz Education Network Conference 2016
ルイビル編をお楽しみください。。。

Jazz Education Network Conference 2016 
ルイビル編/最初から読む
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<三日目 1月7日 カンファレンス 目次>

アメリカ、ケンタッキー・ルイビルである。。。

こちらはこの季節までクリスマスデコレートが残ってて、

クリスマスモードから正月モードに切り替わってる日本人としては

「もう一年終わりかいっ!」って気分になる。

カンファレンスは美しい川辺のほとりに立つホテル内で、

残念ながら街しか見えない7階の部屋から

エレベーターで降りればそのまま会場へ。

一日50~60行われるセッションから自分で選んで参加してまわる。

セッションもパフォーマンスも参加者は見放題。

基本的にはヴォーカルもの、コーラスもの、ギターもので絞ればほぼ重複はなし。

参加した全セッションはとてもじゃないですが書ききれないので、

抜粋して美味しいところだけレポートします!

ダイジェストムービー

https://www.facebook.com/pg/JazzEdNet/photos/?tab=album&album_id=10153238020937124

【 JAZZ EDUCATION NETWORK CONFERENCE 2016 レポート04】

秋葉隆行はJazz Education Network Conference 2017 にも参加いたしました。
ニューオリンズ編

その前にJazz Education Network Conference 2016
ルイビル編をお楽しみください。。。

Jazz Education Network Conference 2016 
ルイビル編/最初から読む
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<二日目 1月6日 ヒューストン–>ルイビル その2>

ヒューストンでのトランジットは5時間ちょっと。

入国審査も無事終えて、ダウンタウンまで30分くらいとのことで、

タクシーで行くことになる。

車窓をいわゆるアメリカ中部のんびりとした田舎風景が流れていく、、、、

流れていく、、、、飛んでいく、、、吹っ飛んでく、、、、、

小雨がほぼ水平に窓ガラスに模様を描く、、、、

おいおい、離陸すんじゃねーの?

怖いっつーの!

だから、iphone 片手に運転すんなっつーの!

おいおいっ!、、、こら!

あっ、、、、セーフ、、、てか、前見ろっちゅーの!

ウインカーはもっと前から出してから車線変更!

ぅわっ!

「なんて感じの30分」くらいの疾走でダウンタウンへ。

多分40キロ以上離れてる。。。。

羽田のトランジットで横須賀くらいまできた感じ。。。

戻り大丈夫かなぁ。。。不安。。。

朝8時過ぎのヒューストンの街はまだ動き出す前な雰囲気。

コーヒーショップでブリトーで朝食。。。。

ぉいぉい、ブリトーひとつ小さく作れないのかいっ!?

ってか、アメリカはこのサイズ感だった。。。。。ワスレテタ

無事、空港に戻り

今度はやたらと小さなジェットに、

大きなアメリカ人を詰め込んだ隙間に座り、

2時間でルイビルへ到着。。。。

無口なおとなしい運転手のタクシーでホテルへ。ほっ。。。

本当は基調講演も聞きたかったんだけど、

フライトスケジュールの関係で間に合わず。。。。

チェックインして、JENのレジストレーションして

荷を解いて、、、出発からほぼ24時間。。。。

はーーーーー長っ!

夜はホテルのバーのステージでセッション大会、

メインは明日からなのにやたら盛り上がってる。

さて、明日からカンファレンス本番だぁ!!!

【 JAZZ EDUCATION NETWORK CONFERENCE 2016 レポート03】

秋葉隆行はJazz Education Network Conference 2017 にも参加いたしました。
ニューオリンズ編

その前にJazz Education Network Conference 2016
ルイビル編をお楽しみください。。。

Jazz Education Network Conference 2016 
ルイビル編/最初から読む
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<二日目 1月6日 成田–>ヒューストン その1>


朝、成田空港で全員集合する。

メンバーは俺の他に

日本でジャズに少しでも興味があったら
知らない人はいないであろう

ATN出版の代表取締役社長小林小百合さん
昭和音大でご一緒していてIAJEを紹介してくださり、
今回も理事にとお声がけくださった

社団法人の代表の三橋りえさん
小林小百合さんの右腕、
今回本来小林さんの通訳だけの予定が
結局みんなの世話を焼くことになる

Yuriさん
と、若いのが一人という5人組。

 

 

しばし離れる日本の味をということで、
辛味大根そばを頂き

ANAでいざケンタッキー・ルイビルへ!

 

 

、、、の前に、トランジットのテキサス・ヒューストンへ!

フライトの予約はバラバラだったので
自分は一人で窓際の席へ。。。。

 

小学校時代の席替えの時のような淡い微かな予感に、
口臭エチケットのミントスプレーなどをしながら搭乗する。

 

「南部訛りのガールだったら英語がちょっと大変だなぁ、、、」
とか

日本人でも
「いやぁ~ケンタッキーの後に寄るニューヨークは
まだ4回目なんですよ」
なんて 嫌味に聞こえるのかなぁ、、、とか

「トランジットの時間ご一緒しませんか?」
って英語でなんていうんだろう、、、とか

 

、、、、、とか

、、、とか

、、、、

 

考えていると
「ここなんですが、、、、」
との声。。。。。

 

振り返ると小柄なおっさん。

 

目が合う。

 

しばしの沈黙に男二人無言のまま、

 

お互いに何かが終わったことを確認しあう。。。
「あ、ごめんなさい」
狭いシートの領地侵害しているブランケットの裾を
引っ張る。。。。

 

“Game Over”

、、、、 直訳が頭をかすめる。。。

 

まぁ、おっさんの方がお手洗いの時とか
「すいません」って言うのも気楽だしなっ

、、、、と、自分を慰める頃、飛行機は離陸へ。。。
そして、ひたすら12時間の修行が始まる、、、、

 

隣のおっさんのいびきとともに。。。

、、、、朝っぱらからよく寝れんなぁ、、、、、

 

ぅるさぃっつーの、、、、

あーぁ、、、

【 JAZZ EDUCATION NETWORK CONFERENCE 2016 レポート02】

秋葉隆行はJazz Education Network Conference 2017 にも参加いたしました。
ニューオリンズ編

その前にJazz Education Network Conference 2016
ルイビル編をお楽しみください。。。

Jazz Education Network Conference 2016 
ルイビル編/最初から読む
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<初日 1月5日 横浜–>新百合ケ丘–>成田>
ケンタッキー、、、、、、、
これを読んでるあなたもそうだと思うが、
ケンタッキーといえば

 

、、、、フライドチキン
しか思い浮かばない。

ぐぐってみると、
「フライドチキン・ドミノピザ・ケンタッキーダービー競馬・バットの名産地、、、、」

 

 

競馬場のスタンド一面に、
白いスーツを着て
杖かたわらにメガネかけた
サンタクロースのいとこみたいなおっさんが、
ピザ片手にバットを振り回して

「まくれーーーー!」

と叫んでるという
シュールな風景を想像しながら、
久しぶりに外貨両替する。

負けた競馬帰りの真っ白いおっさんに
バット片手に、
カツアゲされたらやだなぁ、、、

午前中に横浜でコーラスの指導、
午後に大学で2コマ教えて、、、、
やたらとムーディーな
大学のイルミネーションに見送られ

いざ成田へ。

 

今から25年前の初海外旅行以来、

「空港には早く着くものである!」

というスタンスをキープしている俺は
成田近くの高級ホテルに
裏のルートで
めちゃくちゃ安い宿泊費で前乗りする。

しばらく食べれなくなる寿司を
ホテルの中のお高い寿司屋で
食べても良かったのだが、、、、、
そこはあえて
「民の心を知る」ために
セブンイレブンのお弁当と角ハイボール。

 

「あえて」、である。
あくまでも「あえて」、、、、、
ぁぇて、、、、
それにしても、
「獺祭」の暖簾の掛かった
その寿司屋にあった

「花舞御膳」、、、、

美味しそうだったなぁ。。。。
ちぇっ、、、、

【 JAZZ EDUCATION NETWORK CONFERENCE 2016 レポート01】

秋葉隆行はJazz Education Network Conference 2017 にも参加いたしました。
ニューオリンズ編

その前にJazz Education Network Conference 2016
ルイビル編をお楽しみください。。。

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<はじめに>

2016年1月

正月ボケの冷めぬ一月五日の夜から、
時差ボケしたら「ボケ二乗」な時期に
アメリカケンタッキーのルイビルで行われた

「Jazz Education Network Conference 2016」

に参加した。。。

この音楽教育の国際カンファレンスでは、
数々のクリニック・パフォーマンス・物販が用意され
関係者たちの交流が図られる。

2007年頃までは
IAJE (International Assosiation of Jazz Education)
という団体があったのだが、
カンファレンスの巨大化による失敗と
幹部のお金の使い込みで潰れた、、、、オイオイ

最後の年の年会費一万円が無駄になり、
テキサスの裁判所から裁判参加のお誘いが来た。

いけるかっつーの、、、、

その二年後、
このJENが立ち上がりお誘いの封筒が何度か来たのだが、
日々に忙殺されていてなんとなく
そのままダラダラ入らないでいたのだが、
去年(2015年)、
縁あって

「一般社団法人ジャズボーカリスト協会
(Jazz Vocalist Society of Japan / JVSJ)」

の立ち上げに理事として参加することになり、
今回はこの理事チームでカンファレンスの参加を通して、
コネクション作りと
アメリカのジャズコミュニティーにご挨拶を、
ということになりJENの会員になり、
遠路はるばるケンタッキーまでいくことになったのだ。

アメリカそして世界の音楽教育の最先端の空気を
お届けできればと、
帰りのフライトの中でこの文章をまとめているというわけ。

 

う~ん、それにしても、
飛行機でMacBookを広げて文章を書いてる俺ってかっこいい!

 

きっとかっこいい

、、、、と消灯して薄暗く誰もが夢の中な機内、
誰も見ていないのに

無駄に自意識過剰のまま飛んでる

アンカレッジあたり、、、、

続く